BIGPADDY in BAOAN

中国で長らく生活していますが昨日初めて映画館へ行きました。こっちの映画ってどれも抗日だと思っていましたが洋物もあるんですね。友達に誘われるままキップ買って、座席について、映像が流れてからビックリ！！なんとシュワちゃんとスタローンが競演しているではありませんか！！チケットには「金蝉脱殻」と書いて有って何がなんだか判りませんが後で調べると邦題「大脱出」だったんですね。でも日本じゃ来年1月10日公開って…中国は既に封切されているんですけど…、中国が日本より早いのは何故？？ま、気にしないという事で、。

記憶ではココ数ヶ月で雨が降ったのは2回、どれも台風がらみ、なので台風が来なければ雨は無いと思って良いです。ところが朝起きたら窓の外はシトシト雨、どうして？そういえば台風30号がベトナム東方海上にありますね。この影響なのでしょうか？それで思うに昨日の秋晴れは非常にラッキーだったという事ですね。

ホテイアオイ。東江も富栄養化が進んでいるのでしょうか？川岸には大量のホテイアオイが繁茂し紫色の花が咲いています。よくよく見ると花弁がキラキラ輝いて綺麗です。
アサガオ。壊れかけた古民家の屋根に覆い茂っています。堤防上から見ると民家の屋根が目線の高さなのでコノ様に写す事が出来ます。午後なので花弁が少し閉じていますね、朝だと全開でもっと綺麗だったと思います。
道を探りながらアチコチ歩くので民家の軒先を通る事が有ります。何処の家にも犬、猫、ニワトリなどが居て放し飼いです。特に犬はテリトリを持っているので勝手に入り込まない様に注意しています。
ランタナ。この花は何処でも良く見掛けて、また季節に関係なく咲いています。いわゆる雑草と違って綺麗な花を咲かせるので人が種を撒くのでしょう。

大河だけあって治水のための堤防は整備されています、でも全てが赤土むき出しの道路、一部を除いて自動車は走行不能、自転車やバイクなら通れるかな？という程度の状況です。堤防を境にして広大な河川敷には農園、自家菜園。また堤防の内側も同様です。また溜池や未使用の土地が多くあって至る所で水牛や牛が放牧されています。堤防の上にも堤防の下にもアチコチ。独特の口の動かし方でノンビリ草を食んでいます。途中狭い道で１頭の子牛と至近距離で目が合って、どうやらその子牛は私に興味が有るようで私の後ろに付いてきます。親は10メートル程の縄で縛られていますが子牛は全くの自由なのです。私が背を向けたら彼は背後から急接近、私が振り返ると彼は止まり、また背を向けると又近づいてくる。まるで、ダルマまさんがころんだ状態、しばらくの間、彼に遊ばれてしまいました。それにしてもホント至る所で水牛や牛を見かけます、彼ら野生ですから私の事を遠くから発見して見ていますが、どの牛もホントに優しい目をしています！写真を紹介しますので是非見て下さい！！この優しい目をした彼らは将来食用になってしまうのでしょうが、少し申し訳なく思います。

今日はチョット遠出しました。恵州を横切る大河：東江沿岸の田舎街、水口市場というバス停を降り、初めての土地からの散歩です。いつもの衛星地図で今日歩いた距離をなぞるとナント約20キロ！！、山中や藪だと落ち葉や草木が茂って天然のクッションですが、今日は河川敷と堤防なので全て平地ですが未舗装の凸凹赤土道路、クッションが無く足首にストレスで後半では足首がガクガクでした。これまでの経験ですが山道は約15キロ、平地では約20キロが限界と感じています。最近はカラカラ天気で雨は全く無く吹く風も適度で爽やか！最高の散歩でした。

もう過去の話なので話ても良いかも？？友達の友達の友達…から商売話しが舞い込んで来ました。レアアースの輸出をしないか？すでに政府の許可を得ているし絶対損をしないから。という触れ込みです。丁度その頃は中国はレアアースの輸出制限を厳しく始めた頃で日本ではレアアース供給が絶たれると大問題！という時期だったと思います。よくあるんですよねそうゆう｢旨い話｣は。そもそもこの手の国の核心的利益に関わる事業は国営企業が牛耳っていて絶対に一般人は手が出せない領域のはず、話の主は誰か知りませんが一個人レベルで｢やりませんか？｣は絶対有りえませんから。こんなモノを輸出でもしたら手が後ろに回ってしまいますよね。原産は広東省の河源と聞きました、確かにココではレアアースが採れるらしい、たぶん無許可の違法採掘でもやっているじゃないかと思います、コレぜったいヤバイ！話しという事ですね。

レアアースの生産能力が「世界需要の３倍」、秩序のない採掘の結果―中国の記事を読んでフト思い出しました。

ところで私は何時も衛星地図上に自分が歩いた距離をなぞって説明していますが、だいたい、この広大な中国大陸の何処のことやら？皆さんはサッパリ判っていないでしょうね。当然だと思います。これ、ただ自分の歩いた場所を記録の為に残しているだけですから、気にしないでください。という事で今日も午後から約12キロ、ほぼ平地を歩いてきました。今日の天気ですが台風29号の影響なのか風が強く太陽は雲に隠れて写真撮影には相応しくない天気でした。こうゆう日は写真撮影はダメなのは判っています。でも一応カメラ持参しました。短パンと半袖Tシャツでは明らかに寒い、でも更に長袖を着ると暑い！この時期の運動中の体温調整はホント難しいですね。部屋に戻って風呂にはいりましたが風邪の予感がしています…

これ全部聞いた話ですが実話です。

1)巷の日式カラオケって実は｢コーヒー店｣という名目で開店しているそうで、だから店内にコーヒーカップとコーヒーメーカは揃えておく必要があります。これ役人の検査の時に必ずチェックするとの事。そして｢カラオケ夢｣とか｢クラブ未来｣とか表にデカデカ看板を出していてもソッチの指摘はありません。それで役人は数ヶ月程度の周期で店に来ます。それも何人か連れて。高い酒をガンガン飲んで大いに騒いで帰って行きます。それ全部タダです。また何ヶ月に1度お金を渡す必要があります、1万元との事で店の老板(経営者)が手にする額よりも高い金額です。つまり、渡る世間は金ばかり・・・。

2)ある日本人が今、国際結婚して幸せな生活しています。実は｢出来ちゃった婚｣でして、結婚と出産の計算は合いませんが、両親は子供さんが生まれたので出生届を故郷の政府へ行くとナント！4万元の罰金だそうです。無事に健康なお子さんが生まれて祝福される事は有っても、どうして罰金なの？？それに4万元も！！法外だと思いませんか？？どうやら、外国人(日本人)が未婚の中国人を妊娠させたから…では無いか？現場の役人がそう判断したのでしょう。との事。これも、渡る世間は金ばかり・・・

＜日本人が見た中国＞タカリ役人への対処法＝罰金も値切れる！―北京市 --この記事を読んで同調しています。

今日、紅花湖周辺で撮影してきた蝶ですが、これってヨクヨク見ると貴州の山奥で見かけた蝶と瓜二つですね。左が貴州の蝶、右が恵州の蝶です。最初貴州で見かけた時、位置的に四川省に近いので四川変面の様な派手な柄だなぁ～と思っていましたが恵州にも生息していると判って意外でした。

山道では大半が枝葉や雑草を掻き分けて歩くので、靴下には大量のチクチクの実が付きます。これ10月になって特に増えましたね。藪を抜けては靴下についた実を1個づつ取り去りますが非常に面倒、又暫く歩くとまた付くのでキリがありません。それと対照的に草花の開花期を迎えているようでアチコチで蜂や蝶を見かけます。蝶や蜂が飛んでいる時の撮影には時間を掛けて一瞬のチャンスを狙うしかありませんが山歩きなのでアッサリ諦めて草花で休んでいる時を狙って撮影です。手抜きと言えば手抜きですが･･･。草花と同じ、太陽の陽射しとの関係で非常に綺麗に見える瞬間が有りますが、チャンスを捉えるのは難しいですね。

過去から歩いて来たルートなので、もう道に迷う事はもうありません。体の疲労度合いを考えてショートカットしたり休んだりします。このように道を知っているというのは心の余裕が出来て計画も立てやすいですね。午後からの出発でしたが、この頃の太陽は斜めからさすので特に紅葉の美しさが冴えます。一番よいアングルで撮って帰るのですが部屋で見るとイマイチだったりで写真の難しさを実感しています。今日はベストショットは有りませんでしたがマアマアの物を紹介します。