BIGPADDY in BAOAN

今日目が覚めて何時ものテレビのスイッチをオン、NHKワールドプレミアムのチャンネルに合わせると中文と英文でメッセージが表示されているだけで無音。そこでチャンネルを次から次へと変えて行ってもどこも一緒。そのメッセージを読んでやっと理解出来ました。今日は舟曲県で起きた土石流災害を追悼する日で海外の娯楽系の放送は全て配信を停止している模様です。で中国の放送はと言うと、やはり同じ追悼番組バッカリで、娯楽系チャンネルでさえも同様でした。で台湾はと言うとビックリ、普段と何ら変わりなく放送していました、台湾の人達は｢同胞｣ではないのかな？一方、日本では終戦記念日だった訳ですが、中国ではCCTVの7時とかでホントに短時間しか放送していませんでした。もう中国ではコノ追悼を国を挙げて行っている訳です。少し話しが飛びますが、NHKワールドプレミアムを見ているとコノ1週間は昼も夜も太平洋戦争、広島・長崎原爆、ロシア抑留といった特番ばかりやっていましたね。それはそれで仕方ない事かもしれませんが、中国にいる私から見ると中国に絡んだ事件を掘り起こす番組が無さ過ぎですよ。中国で有った事など忘れ去られた感じです。確かに広島・長崎の被爆者の方々の｢二度と戦争はしては成らない｣という言葉は非常に深く重いですが、過去中国で日本人が行った行為も同様だと思いますよ。今でも当事者やそれに関わった方々も健在かと思いますが、どうしてその方々がテレビの前に出て反省を込めて｢二度と戦争はしては成らない｣と訴えないのでしょうか？今の首相が謝罪するのもそれはそれで意味は有ると思いますが、それより意味深いと思いますが。