BIGPADDY in BAOAN

この国慶節の連休は貴州省の友達の故郷へホームステイして来ました。その友達からは故郷がどんな所か？事前に話は聞いていましたが、その不安を全く！？裏切らない山奥でしたね。今後何回に分けて記録や写真を紹介して行きたいと思います。

先ず場所ですが、大雑把には重慶の南、四川省と貴州省の省境いの山間部です。重慶からTAXI→バス→車と乗り継いぎ最後はバイクに乗って合わせて約5時間、途中から車一台が通れる程の急カーブばかりの悪路はガードレールなんて文明的な物は無く、以前カーブを曲がり切れず谷に転落し全員死んだという怖い話を聞かされて、チョッと緊張気味でしたが無事に通過、闇夜にも関わらず懐中電灯を照らして家族全員が道の途中まで迎えに出てくれて感謝感激です。

写真は次の朝から撮影しました。ここは山頂から少し降りた傾斜地、これより山を少し降りると渓谷は非常に深く切り立っています、朝靄は谷の方から上がってきます。日本でも千枚田が有名ですが、ここでも山頂から谷にむかって無数の段々畑が有ります。ココに来た先人達が開拓したのでしょうが、相当の苦労だったと思います。
山頂方向ですがスゴイ！の一言です。切り立った崖が連なり、深い渓谷へつながっています。アメリカのグランドキャニオンは写真でしか見た事がありませんが、それに匹敵すると思います。これら数キロ先ですが透明度が高く目前に有るかの様に見えます。家の人に教えて貰いましたが、この写真の山の向こう側が四川省との事です。