BIGPADDY in BAOAN

街の中、公園、地下鉄、公共の場で｢小｣ある時は｢大｣をする。子供ならまだしも大人迄もがする。そういったニュースを見聞きするとそれら人々の根っこの所で、私たちと決定的な差が有ると感じますよね。私もソレばっかり考えている訳でも無いし心理の専門家では有りませんが、こちらの人と目で見てハッキリ判る習慣の違いが有ります。それは赤ちゃんが付ける尻割れパンツですよ。中国のアチコチ行きましたが何処の子供も一緒。誰の考案か？起源は？いろいろあるでしょうが中国独自だと思っています。自我が芽生えない時期から自分の好きが出来るのですから、私は以前｢社会心理学：尻割れズボン｣でも説明しましたが、子供そして将来大人になっても個性に影響しない筈が無いと考えています。悪い面ばかりで申し訳ありませんが、大人になっても、他人の迷惑を気にしない、我慢できない、好き勝手、大声でしゃべる、そういった行為は尻割れパンツが原因だと思っています。

旧建屋脇に新築の病棟が完成したのは数年前？でも一度も行った事もなく今になっています。私の右手首の骨のヒビが入って2週間経って包帯が汚れてたので交換するだけだったのですが友達は人民病院が良いというので仕方なく行く事に。受付に数十人の行列が出来ていて私たちは最後尾から並んでやっと窓口へ到着、ところが受付の人から｢初診は先ずカードを作ること｣と一言で終わり、広いロビーの向こう側の発行所へ行ってまた行列に並ぶことに。それで又受付へ戻るとさっきより更に長い列に並ぶことに･･･、日本の総合病院と同じシステムですね。窓口で来院料？手数料を支払って今度は個別の診察窓口へ移動。既に20名ほどの患者さんが待合室に座っていますが、お昼休みらしく診察受付する人が居ません。30分くらい待って受付の人が来ると皆一斉に列を作り始めました。日本だったらカードを入れる小箱が有って来た順に投入するシステムでしょうがココは違いますね。後から来た私たちでしたが先頭2番目でした。ラッキー！。でも係員から｢手首の骨はココでは無い｣とアッサリ、同じ階ですが数十メートル離れた受付の最後尾に並ぶ事に･･･、午後の診察が始まっても自分に番がなかなか来ません、待つこと30分カナ、診察室へ行って自分のことを説明すると医師がなにやらゴチャゴチャ喋ってきました、言葉がわかりませんが何やら怒っている？説教？？の様です。病院は病気に掛かった人が不安を抱えて来る所なのにどうしてコノ医師は患者に説教して何なの？日本じゃ穏やかに先ず患者の話を聞くのが一般だと思うのですが･･･。どうやら包帯を只巻きなおすだけなのが気に入らないようですね。医師は包帯を巻いたので1階の支払いに行って25元支払って帰って来ました。カード管理や診察までのシステム面は近代化されていますが患者と接する医師のマインドはイマイチだという事が判りました。

毎週末は宝安に戻って一泊する生活を続けています。昨日も宝安バス駅から歩いてアパートへ向かう途中、都之都ホテルまで来ると中学校に面した道路(信号から信号迄約300メートル)が封鎖状態、校門前の道路は大勢の大人たちが見守っており、揉め事にならない様に、公安車両も来て警官が交通整理を行っています。つまりコノ日は大学進学試験が中学校で行われており、大型バスが発する(けたたましい)クラクションや自動車の騒音が試験の妨げにならない為の配慮です。中学校対面の日本料理で食事しながらコノ話題をしたのですが、コノ試験こそが学校生活12年間の集大成なのだと店の子が教えてくれました。もちろん第三希望まで選択できるので一発で第一志望へ合格しなくても第二、第三の可能性は有りますが、それでも決まらなかった人は浪人ではなく更に1年間学校に留まる(つまり落第)だそうです。